中途障がい者とは
人生の途中で、事故や病気により障がいを抱えることを言います。
高次脳機能障がい者とは
高次脳機能障がいとは、人間が人間らしく生活を送っていくために必要な言語、記憶、理解、判断、注意、学習、行為、感情などが障害された状態で、その症状は様々でまた重複している場合があります。そのため、問題行動の多い人として映ることがあります。
また、高次脳機能障がいは目に見えにくい場合が多く、加えて他者にうまく訴えることが出来ず、他者に伝わらないため理解が得にくい現状があります。
さらに高次脳機能障がい者数は、救命救急医療の進歩とともに増加しています。大阪府のデータ(平成14年)によると、64歳以下では高次脳機能障がい者は毎年1106名ずつ発症していると言われています。
主な症状
記憶障がい(すぐ忘れてしまう)
- 人や物の名前を覚えづらくなった
- 行き先や場所を忘れてしまうようになった
- 何度も同じことを聞くようになった
注意障がい(集中できない)
- うっかりミスが多くなった
- 1つの事を最後までやり遂げられなくなった
- 同時にいくつものことができなくなった
遂行機能障がい(計画を立てるのが苦手)
- 考える前に行動してしまうようになった
- 指示されなければ行動できなくなった
- 効率よく物事をすすめられなくなった
行動と感情の障がい(怒りっぽい)
- イライラしやすくなった
- 気配りができなくなった
- 意欲がなく、何もしようとしなくなった
※大阪府高次脳機能障がい相談支援センター「事故や病気で脳を損傷したら」より引用
ご利用できる条件
利用対象 (中途障がい者・高次脳機能障がい者) |
・障がい者手帳をお持ちの方 ・高次脳機能障がいと診断され、医師の診断書のある方 ・公共交通機関を利用して来所できる方(送迎はありません) ・身の回りのことがご自身で可能な方 |
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ご利用期間 | 利用期間の制限はございません。 |
定員 | 20名 |
指導スタッフ人数 | 利用者6人に対し、1名以上のスタッフを配置 |